こっちのけんとさんの「はいよろこんで」、ミュージックビデオの再生回数は1億回を超え、SNSの総再生回数は100億回超えを超える大ヒットとなりました。
紅白歌合戦初出場、日本レコード大賞新人賞受賞、流行語大賞ノミネートなどで、幅広い年齢層にも人気が広がっています。
こっちのけんとさんは、自身が双極性障害であることを公表しています。
「はいよろこんで」にこめたこっちのけんとさんの思いと誕生秘話、生い立ちについて調べました。
- こっちのけんとは双極性障害
- 双極性障害とは?
- こっちのけんとの生い立ち
- こっちのけんとプロフィール
- こっちのけんとデビューまでの経歴
- こっちのけんと「はいよろこんで」誕生秘話
- 「はいよろこんで」はどうやってできた?
- 「はいよろこんで」歌詞モールス信号?
- 「はいよろこんで」こめた思い
これらについてみていきましょう。
こっちのけんとは双極性障害
人と関わることが怖ろしくなって大きな動きができなくなり、何が何だかわからない毎日を過ごしているけれど、何が何だかしあわせではあると、少しの間チカラをためて回復に努めるという投稿です。
関係者には感謝の言葉を伝えています。
こっちのけんとさんは、2020年から同居していた女性と、2024年2月14日に結婚したことを発表しました。
こっちのけんとさんが「ブル氏」と呼ぶ女性、いつもそばに寄り添っていてくれているのでしょう。
こっちのけんとさんの嫁ブルちゃんについて、詳しくはこちらです。↓
双極性障害とは?
双極性障害は、テンションが高くて活動的になるそう状態と、無気力で憂うつになるうつ状態が交互にやってきます。
かつては躁うつ病とも呼ばれていました。
そう状態が軽いと、うつ病が良くなっているのかと思い、うつ病と誤診されることが多くあります。
しかし、うつ病と双極性障害は全く違う病気なので、早く病気を発見することが大切です。
ドラマ『Shrinkー精神科医ヨワイー』(NHK)第2話では双極性障害が取り上げられています。
12月29日は再放送が予定されていて、PrimeVideoでは見放題配信されています。リアルに病気がわかります。
こっちのけんとの生い立ちは?
菅田将暉さんを兄に、菅生新樹さんを弟に持つこっちのけんとさん、どんな生い立ちだったか気になりますね。
プロフィールや音楽活動をはじめるきっかけ等、経歴をみていきましょう。
こっちのけんとプロフィール
- 本名:菅生健人(すごうけんと)
- 生年月日:1996年6月13日
- 年齢:28歳(2024年12月現在)
- 出身地:大阪府箕面市
- 出身校:駒澤大学経済学部
- 父:菅生新(経営コンサルタント)
- 兄:菅田将暉(俳優/ミュージシャン)
- 弟:菅生新樹(俳優)
- 身長:163㎝
- 血液型:O型
こっちのけんとさんと兄弟の菅田将暉さん、似てないのか等の記事はこちらです。↓
本名の健人という名前は、スーパーマンに変身するクラークケントから名付けられたと、自身のSNSで話しています。
芸名のこっちのけんとは、サラリーマン時代に会社員としての自分をあっちのけんと、家に帰ってTシャツ1枚でくつろいで歌っている自分をこっちのけんとと区別していたことからつけました。
ふだん自分が本当に思っていることを音楽にしていきたいという思いから、「こっちのけんと」という名前にしたのです。
菅田将暉さんが『しゃべくり007』に出演した時、弟が一緒に住んでいて、山崎賢人さんがよく遊びに来ていて、けんとという名前が誰を指すかわからなくなって、「どっちのけんと?」と言ってるというような話がありました。
この時のことが頭にあったので、これがこっちのけんとという名前の由来かと思ったのですが違いました。
でも、ヒントにはなっていたかもしれないですね。
キャッチコピーは緑のアーティストというくらい緑色が大好きで、髪を緑に染めたり、洋服も緑を多く着ています。
メガネが大好きで、数百本持ってるといいますが、伊達メガネです。
こっちのけんとデビューまでの経歴
父親が吉田拓郎、小田和正、さだまさし等の音楽が好きで、自宅で弾き語りもするなど、音楽が流れていたといいます。
サッカー中に1人でくるくる踊るこっちのけんとさんを見た両親が、ダンスが向いていると思って習わせてくれたことで、音楽を体感したり、体で表現することを知ったと話しています。
テレビでハモネプを見て、声だけで演奏していることに驚き、特にビートボックスに惹かれたといいます。
小学6年生の時、同級生が作った曲を、歌の上手い人に歌って欲しいと選ばれたのがこっちのけんとさんで、自分はもしかしたら人前で歌ってもいいのかもしれない」と思ったのが音楽を始めた最初のきっかけだと思い返しています。
大学でアカペラサークルに入って、主にディズニーソングを歌う男女4声グループの「ケミカルテット」全国大会の「A cappella Spirits」(アカペラスプリッツ)で2年連続優勝(2017年・2018年)しています。
アカペラサークルに入ったきっかけはビートボックスでしたが、歌ってみたら、歌も得意かもと思うようになりました。
アカペラサークルで4年間歌ってきて、感情的に歌うこと、それでもピッチをはずさないことの2つが自身の強みだといいます。
大学卒業後は一般企業に就職しましたが、1人でパソコンの向かう日々で1年経った頃に倒れ、鬱状態になっていました。
そんな時、父の還暦パーティーで無理やりうたったところ、自分は歌った方がいいと気がつきました。
2019年からは1人アカペラシンガーとして活動していました。
2019年の紅白歌合戦にRADWINPSのバックコーラス、2021年「新ディズニープラス セレブレーションナイト」で清水美依紗のバックコーラスを担当しています。
2022年8月に初の配信シングル「Tiny」を発表、12月に配信した「死ぬな!」がTikTokを中心に話題になりました。
「死ぬな!」は、過去の自分がこんな曲があったらいいなと思う曲を作ったといいます。
劣等感を持つ人たちが身近の感じてもらえる歌詞にしようと考えました。
こっちのけんと「はいよろこんで」誕生秘話
2024年9月26日に、「はいよろこんで」のプロモーション活動をいったん終えるとSNSに投稿しました。
「これ以上の曲は意識しても作れないので、不意に作れるまで躁鬱と殴り合いしながら自傷だけはしないように頑張ります。次このようなトンデモ曲が作れる時は僕がまた家族とも連絡が取れなくなるくらい死にたくなった後なので気長にお待ちください」と続けています。
良い曲を作るためには悪い経験が必要なので躁鬱なのは職業柄とてもラッキーだとし、それでも、次の曲も良い感じと言っていて、それが「もういいよ」ですね。
「はいよろこんで」の誕生秘話を調べました。
「はいよろこんで」はどうやってできた?
双極性障害で、テンションが高すぎたり、低すぎたり上下する病気で、低い時が病気というのはわかるが、テンションが高いときが病気っていうのがわからないといいます。
どこからが病気なのか、どこまで自分の優しさや我慢なのか、わからなくなりました。
そのため、「ちょっとテンション高い」、「今低い」というのを、身近な人に伝える癖をつけようと作った曲でした。
「はいよろこんで」歌詞モールス信号?
そうと鬱の上下の感じを現すのに、心電図が似ていると思い、歌詞に入れようとしたら難しかったといいます。
そんな時、モールス信号が心電図に似てると思いました。
「はいよろこんで」こめた思い
「はいよろこんで」のインタビューの中で、自分の辛かった経験から、その解決策を世の中の若い子達に示しておきたいという思いがあったと話しています。
自分をさらけ出し、実体験を話していかないと、本当に辛い人に対してポジティブな言葉を並べても、うるさいと感じるだろうと考えました。
自分のために作った曲が、多くの人の力になればいいと思っているのですね。
まとめ
双極性障害を公表していているこっちのけんとの生い立ちや「はいよろこんで」の誕生秘話を調べました。
- こっちのけんとさんは、双極性障害であると公表しています。
- 双極性障害とは気持ちの沈むうつ状態と、テンションの高いそう状態が交互に現れます。
- こっちのけんとの生い立ちは、兄が菅田将暉さんで弟が菅生新樹さん、大阪府箕面に生まれました。
- こっちのけんとプロフィールは28歳、身長は163㎝です。
- こっちのけんとデビューまでの経歴は、大学のアカペラサークルで活動し、卒業後就職しまいした1年でうつ病に倒れました。
- その後、1人でYouTubeでアカペラ音楽をはじめました。
- こっちのけんと「はいよろこんで」誕生秘話は、双極性障害のテンションの高い時と低い時を身近な人に伝える癖をつけようという気持ちから作りました。
- 「はいよろこんで」歌詞には、SOSNを現すモールス信号が入っています。
- 「はいよろこんで」には、自分の辛かった経験が同じような思いの人の力になればという思いが込められています。
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